受賞案件
ESG賞
賞名 | ESG賞 |
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対象案件/会社 | 株式会社ソラスト |
ファンド | カーライル・ジャパン・エルエルシー |
選考理由 | カーライル・ジャパンは、医療事務受託のパイオニアである株式会社ソラスト自体の経営改善を通じて、その業務提供先である病院、介護事業にKPI等の経営手法を導入することで、病院、介護の現場の生産性向上にも大きく寄与してきた。更に、従業員の9割を占める女性の就労環境の整備、キャリア形成のための研修教育の充実等を通じてワークライフバランスの実現と女性のさらなる活躍の場の提供を行ってきている。まさに企業の社会との有機的な接点を強く意識した経営の実現という面で、ESGを体現しつつある企業といえる。 |
第二の創業賞
賞名 | 第二の創業賞 |
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対象案件/会社 | 関東運輸株式会社 |
ファンド | ポラリス・キャピタル・グループ株式会社 |
選考理由 | ポラリス・キャピタル・グループ株式会社は、投資を開始した後に日次収支を中心とした数値管理体制の構築、管理社員に対する人事評価制度と業績賞与の導入、各種規程やガバナンス、コンプライアンス体制等の整備を行いつつ、不採算案件の見直しによる収益性の向上に取り組むなど、ハンズオンで営業や配送などの課題に対する施策を実行し高い技術とノウハウを有するチルド物流網を構築した。こうしたPEファンドの活躍によって関東運輸株式会社の第二の創業が達成された。 |
脇役を主役へ賞
賞名 | 脇役を主役へ賞 |
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対象案件/会社 | あゆみ製薬株式会社 |
ファンド | ユニゾン・キャピタル株式会社 |
選考理由 | プライベート・エクイティが介在することにより、以前はノンコア(脇役)であった事業が主役におどり出た案件。ユニゾンの既存投資先の事業と統合されることにより「リウマチ・整形のスペシャリティファーマ」という新たな特化事業領域を切り拓くことができ、単独の時では描き切れなかった成長戦略を強力に推進することができるようになった。今後、普及が見込まれるバイオシミラー製剤の導入においても、主役としての役割を担うようになることが期待される。 |
グローバルニッチへのチャレンジ賞
賞名 | グローバルニッチへのチャレンジ賞 |
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対象案件/会社 | マークテック株式会社 |
ファンド | キャス・キャピタル株式会社 |
選考理由 | グローバルに競争力のある技術や商品を持つ中小企業であるマーテック社にヒト・モノ、カネを投入しハンズ・オンの支援を行っている。PEファンドのリソースを活用することで、初めて海外戦略の立案、事業の立ち上げ、オペレーションの維持が実現出来ている。ビジネスの国際化に相応しい経営管理体制の整備にも注力している。 |
選考委員
委員
株式会社 岡&カンパニー
代表取締役
岡 俊子 氏
委員
株式会社 カドタ・アンド・カンパニー
代表取締役社長
門多 丈 氏
委員
株式会社 クロスポイント・アドバイザーズ
共同パートナー
野宮 博 氏
委員
セコム企業年金基金
常務理事
八木 博一 氏