会長挨拶 | JPEA(一般社団法人 日本プライベート・エクイティ協会)
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会長挨拶

ご挨拶

日本プライベート・エクイティ協会への日頃のご支援・ご協力、誠にありがとうございます。

会員各位のご理解・ご協力並びに歴代会長、理事、会員拡大・交流委員会の努力により、当協会は現在(2025年9月時点)約80社の正会員と約150社の賛助会員を擁するまでに拡大して参りました。また、各種リサーチによると、日本のプライベート・エクイティ業界はここ数年、年間300件を上回る投資案件に総額3兆円超の投資を行い、M&A市場の16%を占めるまでに成長して参りました。さらに、日本を代表する大手企業がプライベート・エクイティ・ファンドの資金力等を活用して非公開化を選択することが日常茶飯事となっております。他方、当協会が実施した「投資利回りパフォーマンス」や「雇用創出とDEI の推進」に関する調査によると、日本のプライベート・エクイティ業界は総じて上場株式市場を大幅に上回る利回りを実現するとともに雇用や多様性にも貢献してきたことが明らかになっています。このため、国内外の機関投資家の間で日本のプライベート・エクイティ市場に対する関心がかつてない水準に高まっており、ファンド規模拡大の絶好のチャンスが到来しています。これらはいずれも、私がプライべート・エクイティ業界に飛び込んだ25年前には想像だにできなかった状況であり、隔世の感を禁じ得ません。
しかし、我々日本プライベート・エクイティ協会はここで歩みを止めることはありません。業界のさらなる発展を目指し、これからも会員拡大・情報発信・各種勉強会や会員交流会の開催・多様性の推進等を企画・実行して参ります。

プライベート・エクイティというのはとてもやりがいのある職業だと思います。個人の才覚一つで、投資先企業の価値向上を通じて、全てのステークホールダー、即ち投資家・融資金融機関・投資先企業・経営陣・社員・顧客・地域社会、そして我々投資プロフェッショナル自身も同時に幸せにできる稀有な職業だからです。他方、その分責任も重く、高度な専門性・タフな精神力・強力なリーダーシップ・魅力的な人間性・高い倫理観が求められる職業でもあります。そして、我々日本プライべート・エクイティ協会は志ある若手プロフェッショナル候補の皆さんの当業界への参加を心より歓迎致します。

日本にはユニークなビジネスモデルや高度な技術を有する優良企業が多数存在しています。他方、困難な経営課題に直面し、悪戦苦闘している企業も少なくありません。我々日本プライベート・エクイティ協会は各会員の投資活動を通じて、優良企業には更なる成長支援を、経営課題を抱えている企業にはその解決策を提供し、ひいては日本経済全体の成長に貢献すべく日々努力して参ります。関係各位の当協会への変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます。

 日本プライベート・エクイティ協会
会長 清塚 徳

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